自然に触れることで癒し効果を得られ、心身ともにリフレッシュ!
米国疾病管理予防センター(CDC)によると、散歩をすることにより記憶力や注意力の検査結果が向上すると言われています。
歩くことで、神経細胞のつながりが新たに形成され、通常は加齢に伴って進行する脳の委縮のリスクが軽減されます。
ただ歩くだけでなく、自然に触れることで癒し効果を得られ、心身ともにリフレッシュします。 ただ、歩くだけでなく、自然に触れることで癒し効果を得られ、心身ともにリフレッシュします。 松の木の下を散歩すると松ぼっくりが落ちていることもあるでしょう。 松ぼっくりや木の実を拾ったり、道端にひっそり咲く野の花を楽しむことも散歩の楽しみに加えてみましょう。 今の初夏に野に咲く花は、黄色の小さな花弁のカタバミ、古来からのカワラナデシコ、濃紫の花のキキョウなど、夏のお訪れを知らせる野の花が咲いています。野の花は、根っこごと持ち帰り一輪挿しにして楽しむことも出来ます。根っこごと持ち帰ることには、意味があります。 しばらく一輪挿しで楽しんだあとに、また、土に植えて自然に返します。 このように、自然界に目を向けることが、気分も高揚しワクワク感につながります
花を愛でる
テレビで皇室の美智子様が散歩をされるお姿が放映されたりします。
足元にひっそりと咲いている野の花を、しゃがまれて愛でられていらっしゃいます。 今ではあまり使われない言葉の「愛でる(めでる)」は、奥深さを感じる日本古来からの良い響きのある言葉ですね。 「花を愛でる」は、花を心で見ることで、自分以外の人や自然を想う利他的な心を育むことです。花をきれいと感じたり、癒されるよりもひとつ深い心の動きを表す意味として用いられます。
布引ハーブ園元副園長の星川先生
神戸市にある布引ハーブ園元副園長の星川先生は、海岸通りを散歩中に道端に落ちていた松ぼっくりと出会い、松ぼっくりで作品づくりを思い付かれました。
このことから、ネイチャークラフト作品づくりを始められました。
松ぼっくりの開いた笠の隙間に、ちりめんの布切れを丸めたり花模様に布を切り挟み込むと、作品が出来あがります。
作品を居間のテーブルに置くことで癒しを感じられます。
ほとんどの材料を自然の中から集めて、人それぞれ思い思いに好きなように工作することが、ネイチャークラフトです。
このように散歩途中に出会う自然素材をじょうずに採取して、再利用することがSDGsにつながります。
松ぼっくり以外の作品例
生卵の殻に千代紙を貼って作った作品。
卵の底に小さな穴をあけてライトを照らすと、趣のある作品の出来上がりです。
ほかにも、卵の殻で作った置物作品。
卵の殻のなかに、おまけ付きお菓子の人形を入れるだけの趣のある作品。