30年後の日本の農業未来像と食料危機!

日本の食料危機は「みどりの食料システム戦略」で救う!

  • 大規模自然災害
  • 地球温暖化
  • 生産者の減少等の生産基盤の脆弱化
  • 地域コミュニティの衰退
  • 新型コロナを契機とした生産・消費の変化

健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、諸外国でも環境や健康に関する戦略を策定するなどの動きが見られます。今後、このようなSDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくと見込まれる中、我が国の食料・農林水産業においてもこれらに的確に対応し、持続可能な食料システムを構築することが急務となっています。

(引用:農林水産省HPより)

田舎暮らしのKASANの家には、代々引き継がれている田んぼと畑があります。
50年ほど前の野菜づくりは、種苗の品種改良技術も今のように開発されておらず本当に大変でした。その反面、野菜の栄養価は非常に高かったです。
なかなか素人では、葉もの野菜は作れず、気温や天候に大きく左右していました。
ホウレンソウは、現在のホウレンソウよりも数段しっかりした葉厚でとても濃い緑色をしていました。食べると苦みもあり、「これぞ、ザ・野菜!」という野菜なので、あまり好きではありませんでした。今から思い返すと、栄養価満点の野菜が食べられなくなるのであれば、嫌いでももっと食べていたら良かったと少し後悔をしています。

現在のKASAN所有の田んぼ。6月に田植えして稲を作っています。(2022年7月22日撮影)

現在のポパイは、敵と戦うためにはホウレンソウの缶詰が、300缶必要?!

ポパイDVD表紙より


テレビアニメ「ポパイ」という人気アニメが当時、放映されていました。
ポパイ(Popeye)は、アメリカの人気漫画家エルジー・クリスラー・シーガーによるコミック作品です。ポパイの職業は作品によって水兵であったり船乗りです。
漫画を原作として日本でもテレビされていました。

物語はホウレンソウを食べると超人的パワーを出すセーラー服姿の小男ポパイと、その恋人オリーブ、そしてポパイの天敵である大男ブルート(ブルータス)の三人をめぐるコメディアニメです。
セーラー服姿でいつも口にパイプをくわえている、ひしゃげた顔の小男です。
両腕にはくさびの形の入れ墨をしていて、普段は温厚でお人好しな性格。
子供(特にポパイに似た四つ子の甥)に対する面倒見もいい。
反面、美人に弱くだらしない一面を見せることもある。
喧嘩が強く腕っ節が自慢だが、ブルートと正面からの殴り合いでは圧倒されることも多い。
恋人オリーブを巡ってブルートといつも騒ぎを起こし、最初は自力で対応しようとするが、物語が終盤に近づいていよいよ危機的状況になると、缶詰めに入ったほうれん草を食べて超人的なパワーを生み出し、ブルートをやっつけるというお話です。

ポパイのほうれん草パワーは、ほうれん草等の野菜嫌いの当時の小学生に野菜を食べさせるために、多くの母親たちがポパイを引き合いに出したりしていました。